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どうも
親子で楽しく観れて金融知識が上がる演劇を将来作りたいなと思っているアニあつです。
(そういうのってもうあるのかな?)
今回は「幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え 富と成功を生む7つの成功法則」という本を紹介させていただきます。
この本はソロモン王と少年アビダンの寓話(ぐうわ)・箴言(しんげん)を元に投資家の著者が解説していてとてもお金の事が分かりやすい本になっています。
僕が思うこの本のメリット・デメリットは
メリット
・寓話・箴言でお金持ちに必要な要素を知ることが出来る
・著者のアドバイスも的確
・少年が主人公なので子どもにも分かりやすくお金の勉強が出来る
デメリット
・即効性があるものが少ない
今回は僕が面白いと思った寓話と箴言をご紹介します。(寓話は要約します。)
うますぎる話には気を付けよう!!
「自分の土地を耕す人はパンに飽き足りる。空を追うものは乏しさに飽き足りる」「箴言」二十八章十九節
出典 幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え 富と成功を生む7つの成功法則
寓話の要約をすると
遅刻してしまったアビダンがソロモン王のもとに来るとソロモン王はケナンとアジールという人物の裁判が行われていました。
ケナンはアジールに騙されて財産をとられたという主張をしますがアジールはケナンの努力不足だと主張します。
話をよく聞いてみるとアジールはケナンに「僅かな労働ですぐに儲かる」という投資話を持ちかけられケナンは乗りましたが投資した額を回収できなかったそうです。
ソロモン王は2人それぞれに判決を下します。
先ずケナンには財産は失ったままにし2つの格言(知識)を与えました。
次にアジールは「お前の顔はもう見たくない」と言い自分のしたことや引き起こした損害を考えろと伝えました。
アビダンは2人の裁判から学んだことを忘れず二度と遅刻をしないと王に誓いました。
この話から学べることはうますぎる話には気を付けろということです。
上手すぎる話というのは「あなただけに特別に教えます。」「お金持ちのなり方を教えます。詳しくはここをクリック!!。」等数え上げるとキリがないですが、大体この手の話は嘘で「あなただけに特別に教えてくれるのなら何故今まで教えてくれないのか?だったら自分だけやればじゃないか」となるし冷静に考えたらそういう人達は、これで稼いでいるんです。
タダほど怖いものはないと言いますからね。
騙されないためには先ずそんなにうますぎる話はないということを理解すること・勉強して知識をつけるということをこの寓話は教えてくれます。
必要なものにお金を使おう
「金持ちを装って富んでいると見せて、無一物の者がいる。貧乏と見せて、大きな財産を持つ者がある」「箴言」十三章七節
出典 幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え 富と成功を生む7つの成功法則
寓話を要約すると
ソロモン王とアビダンはネムエルという老人の家に訪れました。
三人は食事をし楽しいひと時を過ごした後ソロモン王とアビダンは宮殿まで歩いて帰ることにしましたが帰路の途中王は「エルサレムでもっとも裕福なお金持ちと食事をした気分はどうかね?」と聞きアビダンは王のことだと思いましたが王ではなくネムエルのことだと知ると驚きました。
驚くのも無理はなく家はアビダンの家はよりは広いが裕福な人たちが住むような豪華な家ではなかったからです。
ネムエルは自分と家族が快適に暮らしていけるだけの家で暮らし質素なものを食べ健康を維持して使わないお金を将来のためにとっていることで裕福になったと王は教えてくれました。
アビダンは考え「欲しいものではなく、必要なものにお金を使うことで将来のための貯蓄をすることが出来る」という答えを出し王は満足し2人は帰路につきました。
この話から学べることは自分にとって必要なものにお金を使い続けることでお金持ちになれるということです。
僕の場合ですが食とファッションは興味が無いので何でもいいのですがビジネス書や自分のビジネスに関しては出来る限りお金を掛けています。
理由は経済的に自由になるために必要だからです。
余談ですが100年以上読まれ続けている名著「バビロンの大富豪」にも同じような事が書かれています。
こういうお金の使い方をやればお金持ちになれる確率が高くなりますね。
まとめ
今日は「幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え 富と成功を生む7つの成功法則」という本をご紹介させて頂きましたが、他にも色々な寓話もあり著者の意見もあり偉人の名言もあります。
全て勉強になりますが一番この本で良いのはソロモン王の問いに対しアビダンが一生懸命に考えて自分なりに答えを出すのですがその姿が本当にカッコイイです。
皆さんもソロモン王の問いに対して自分なりに答えを考えてみて下さい。
答えがない答えを考えるのは楽しいですよ。
今日も読んでくれてありがとうございました。