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どうも
最近はアカデミー賞作品賞にノミネートされた映画を片っ端から見ることでストレスを解消しているアニあつです。
(2日に1本ペースで観ています)
今回はイラク復興支援で自衛官のメンタルサポートをした福間 詳さんが書いた「ストレスのはなし」という本を紹介していきますが一言で表すと「ストレスの基礎知識が分かる本」です。
ストレスのことを知りたい方は読んでみてください。
ストレスってなに?
そもそもストレスって知っていますか?
多くの方が思っているのは自分にとって嫌なことだと思います。
ところがストレスというものは日常生活を送っているだけで勝手に掛かっているそうで、「あらゆる刺激に対して起こる脳の刺激のこと」をストレスと書いています。
ストレスが起こる原因
順番を整理すると「ストレッサー⇒刺激の認知⇒感情が起きる⇒ストレス反応⇒各器官の反応⇒ストレス」です。
先ずはストレスが起こる原因をストレッサーと呼びここから刺激の認知が始まり感情が起きてストレス反応が起こり各器官が反応してストレスになります。
良い・悪いストレス
本で説明されているのはストレスには良い・悪いストレスがあります。
先ずは良いストレスですがストレスに適応するとホメオスタシスというものが回復します。
ホメオスタシスとは簡単にいうと恒常性といわれ「生体の状態が一定に保たれるという性質」です。(引用:Wikipedia)
反対に悪いストレスですが過剰反応してしまうことをいって場合によってはストレスの関連疾患を起こしてしまいます。
良いストレスを発生させる方法
良いストレスを発生させるために先ずは善玉ストレスについて説明する必要があり、善玉ストレスとは適度な刺激の強さで効果的な結果を引き起こすことと説明されています。
例えば映画を毎日観ることを慣れていない人がやってしまうと強烈な負荷が掛かり最悪な場合は嫌いになってしまう可能性がありますが3日に1本だったり時間を分けて観たりすると適度な負荷が掛かり映画を好きになってもっと観るようになる可能性が高いです。
ビジネスでいうと人材育成で過度な𠮟責はパワハラになり悪いストレスになりますが、適度な目標設定やアドバイスを愛情をもって接することが出来れば良いストレスになりますよね。
つまり良いストレスとは善玉ストレスを発生させることなんですが発生させるためには
1:負荷をかける程度の見極め
2:愛情と期待感に伴う負荷
3:負荷を受ける側の信頼感
が絶対条件と書かれています。
まとめ
今回は「ストレスのはなし」の要約・レビューをしてきましたが他にもストレス障害の事例だったり対処方法等ストレスの基礎知識がたくさん詰まっています。
僕がストレスを勉強しようと思ったのはストレスそのものを分からないと解消法を知ったところで役に立たないと思ったからです。
現代社会は常に悪いストレスと隣り合わせです。
自分と合わない人達や環境に対応しなければならない場合に少しでも知識があると対処できますので、一度読んでみて下さい。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
いい人生を送れるようにお互い頑張っていきましょう。
アニあつでした。