仕事を任せる力が、チームを強くする理由
はじめに
こんにちは、アニあつです。
今回は「他人に仕事を任せることの重要性」について、改めて整理して書いてみます。
仕事をしていると「自分でやったほうが早い」「任せるのが不安」、そんな場面は多いと思います。
ただ結論から言うと任せない限り、チームも、自分自身も成長しません。
会社でもチームでも、規模が大きくなるほど「任せる力」が重要になってきます。
新人教育、役割分担、リーダー業務など、上の立場に行くほど避けて通れないテーマです。
任せる前に、まずやるべきこと
仕事を任せるうえで、僕が一番大事だと思っているのはこの2つです。
・トップが「次に任せる人」を本気で育てているか
・教える側同士で、考えや判断基準が共有されているか
ここが曖昧なまま仕事を振ると、現場は混乱します。
特に一番動いている人ほど、「何を基準に動けばいいのか分からない」という状態になりやすいからです。
まずは一人、徹底的に育てる
ぼくがチームを任されたとき、最初にやるのは全員の仕事を観察することです。
そこで「一番仕事ができる人」か「考えて動ける人」を探します。
見つけたら、いきなり全員に教えることはしません。
まずは、その一人に集中します。
徹底的に、自分の考え方や判断基準を伝えます。
もちろん、強制はしません。
必ず本人の意思を確認したうえでお願いすることが前提です。
なぜ一人に集中するのかというと、チームの意思をブレさせないためです。
考え方がバラバラな状態で複数人に教えると、現場の判断が食い違い、結果的に全員が困ることになります。
教える側を育てることが、最大の近道
最初に育てた人が、次の一人を育てる。
この流れを作ることがとても大切です。
その際、リーダーがやるべきことは「口出し」ではありません。
基本は 何もしないで観察する ことです。
よほど問題がない限り、現場の細かいことには介入しません。
ただし、間違いがあった場合の対応には注意が必要です。
間違っているときは、直接現場の人を呼んで訂正するのではなく、自分が教えた「教える側」に伝える ようにします。
原因を潰さない限り、問題は繰り返されます。
教える側が間違った理解のままなら、いくら現場を直しても意味がありません。
怒らない。責任は教える側にある
ここで一つ、絶対に守ってほしいことがあります。
それは、怒鳴らないことです。
イライラする気持ちは分かります。
でも、教えきれなかったのは自分の責任です。
だからこそ自分も反省しつつ、もう一度丁寧に確認しながら伝え直します。
感情をぶつけても、チームは良くなりません。
最終的に目指すのは「全員がリーダー」
理想の状態は、全員がリーダー意識を持っているチームです。
言い換えるなら「全員社長」という感覚です。
本来、人は対等な存在です。
ただ、全員が同じ立場だと、責任から逃げてしまう人も出てきます。
だからこそ、役割や立場は必要になります。
リーダーが多いチームは本当に強いです。
・判断が早い
・行動が早い
・会議が短い
共通の考え方があるだけで、無駄が一気に減ります。
任せることで、自分は次に進める
「考えて行動し、答えを出せる人」を育てる。
これができると、トップは次のチャレンジに進めます。
任せるのは怖いです。
教育も正直、めちゃくちゃ大変です。
でもその分、人が成長していく過程を一番近くで見られます。
これが本当に面白い。
人を観察するって、かなり奥が深いです。
どうしても辛いときは、一度離れる
教育していると、どうしても感情が溜まることがあります。
そんなときは、無理に続けなくていいです。
一人になれる場所に行って、思っていることを全部吐き出してください。
落ち着いたら、また戻って教える。
それの繰り返しで十分です。
おわりに
今回は「他人に仕事を任せることの重要性」について書いてきました。
ここまでの話をまとめると、
・任せないと、チームも自分も成長しない
・任せる前に、次に任せる人を本気で育てているか
・教える側同士で、考えや判断基準を共有できているか
・チームの意思をブレさせないために、考え方をしっかり伝える
・最終的には「全員がリーダー」の意識を持つ
・任せることで、自分は次に進める
ということです。
他人に任せることは、楽をするためでも、責任を押し付けるためでもありません。
チームを強くするため、そして自分自身が次に進むための覚悟です。
今回の記事は僕の経験談が中心ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。