はじめに
こんにちは、アニあつです。
今回は「目標設定が大事な理由」についてまとめました。
先に結論を言うと、目標を持つことで
- 取り組むべきことが明確になる
- 無駄な時間や労力を防げる
- 優先順位が整理され、計画的に動ける
- やる気が高まり、達成時の満足感を得やすい
こうしたメリットがあります。
最近ブログを書いていて「目的や目標を持つこと」の重要性を繰り返し感じたため、改めてその理由を深掘りしつつ、メリット・デメリット・具体的な立て方まで整理しました。
あなたの目標設定力を高めるきっかけになれば嬉しいです。
目標設定が重要な理由
「目標を持て」とよく言われますが、その背景には心理学的な根拠があります。
心理学者エドウィン・ロックが提唱した目標設定理論では、目標が人の行動に与える影響を4つのポイントで説明しています。
1. 注意が集中する
目標が明確になると、今やるべきことに集中しやすくなります。
ゴールが見えているほど、迷いが減り、一歩一歩の行動が目的に結びつきます。
2. 努力が高まる
少しだけ難しい目標の方が、人は自然と努力をするようになります。
「あともう少しで届きそう」という感覚が、前に進む力を生み出します。
3. 継続力が上がる
壁にぶつかった時でも、明確な目標がある人は粘り強く続けられます。
「なぜ頑張っているのか」がハッキリしているため、モチベーションが途切れにくいのです。
4. 戦略が生まれる
目標があると、「どうすれば達成できるか」を考える癖がつきます。
新しい知識を得たり、効率的な方法を探したり、行動に工夫が生まれます。
目標設定のメリット
目標を掲げることで得られる主なメリットは以下の通りです。
- 行動が具体化し、道筋がはっきりする
- 成果や進捗を可視化しやすく、振り返りが簡単になる
- 無駄な努力が減り、資源(時間・体力)を効率的に使える
簡単に言えば「何をすべきか」が明確になることで迷いが減り、ブレない行動が取れるようになります。
目標設定のデメリット
良いイメージばかりの目標設定ですが、デメリットもあります。
それは、
誤った目標はやる気を下げる
ということです。
例えば…
- 高すぎて到底届かない
- 低すぎてやる気が出ない
- 自分の価値観と合っていない
- そもそも目指す方向が違う
こうした目標は逆効果です。
正しい方向に向かっているかのチェックも大切になります。
効果的な目標の立て方(SMARTの法則)
ではどうすれば、達成しやすくてやる気が続く目標を作れるのでしょうか。
その答えがSMARTの法則です。
SMARTとは以下の頭文字をとったものです。
- S:Specific(具体的)
- M:Measurable(測定可能)
- A:Achievable(達成可能)
- R:Relevant(関連性)
- T:Time-bound(期限)
これに当てはめると、漠然とした願望が「達成できる目標」へと変わります。
例:来期の昇進のために営業スキルを伸ばしたい
これをSMARTで整理すると…
- S(具体的)
↳「来年9月末までに担当顧客を10社→15社に増やす」と明確化。 - M(測定可能)
↳「15社獲得」のように数字で進捗を測れるようにする。 - A(達成可能)
↳週2回のテレアポや、月1回の交流会参加など、努力すれば届く行動に落とし込む。 - R(関連性)
↳「新規顧客の獲得」が昇進につながることを確認する。 - T(期限)
↳「来年9月末までに」と期限を設けることで行動が続きやすくなる。
このように整理すると、取り組むべき行動が一気にわかりやすくなります。
おわりに
今回は目標設定の重要性について、根拠と具体例を交えながら書いてきました。
まとめると、
·理由
- 注意が集中する
- 努力が増える
- 継続力が上がる
- 戦略が生まれる
·メリット
- 道筋が明確になる
- 振り返りやすくなる
- ブレが減る
·デメリット
- 間違った目標はやる気を下げる
·効果的な立て方
- SMARTの法則を使う
目標は「具体的」「数値化」「期限設定」がポイントですが、一度決めたら絶対に変えてはいけないわけではありません。
取り組む中で「違うな」と感じたら修正してOKです。
大事なのは、あなたが望む未来に近づくこと。
お互いに目標を達成できるよう、無理なく一歩ずつ進んでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ました。