はじめに
こんにちは、アニあつです。
今回は「組織が合わない」というテーマについて、ぼく自身の体験をもとに書いていきます。
組織そのものを否定する話ではなく、「自分に合う働き方をどう見つけたか」というお話です。
少しでも同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
子ども時代から感じていた“違和感”
ぼくは子どもの頃から、どこか「普通の生き方は向いていないかもしれない」と感じていました。
いわゆる“サラリーマン的な働き方”が、自分の性格に合わないだろうな、と。
理由はいくつかあります。
1. 指示されるより、自分で考えて動きたい。
2. 怒鳴られるより、冷静に話し合いたい。
3. 何よりも「自由に選べる時間」がほしい。
つまり、ぼくは「自分の意思で動ける環境」でこそ力を発揮できるタイプなんだと思います。
この感覚は、大人になった今でも変わっていません。
なぜ組織が嫌なのか
なぜここまで「組織が合わない」と感じてきたのかを、改めて考えてみました。
おそらく、学生時代や社会人経験の中で、次のような体験が重なったからだと思います。
・無理やりリーダーを任される
・ミスをしたときに感情的に怒鳴られた
・一生懸命集中しているのに、からかわれる
当時は「なんで自分だけ…」と落ち込むこともありましたが、今ではそれらの経験がぼくの考え方を形づくってくれたと感じています。
リーダー経験のおかげで「人をまとめる難しさ」と「信頼の大切さ」を学べましたし、怒鳴られる経験があったからこそ「言葉の使い方には気をつけよう」と思えるようになりました。
つまり、嫌な経験も、今ではすべて“糧”になっているのです。
合う組織もあった
ただ、すべての組織が合わなかったわけではありません。
過去には「この仲間と一緒なら頑張れる」と思えた環境もありました。
それは、同じ目的をもって行動できる仲間がいたときです。
意見が食い違うことはあっても、そこに“リスペクト”がありました。
お互いを否定するのではなく、「どうすればうまくいくか」を一緒に考える関係性です。
そういう組織では、怒鳴る人はいません。
失敗したときも責めるのではなく、「次はこうしよう」と前向きに話せる。
リーダーも“肩書きで偉い人”ではなく、実力と人間性で信頼されている人でした。
理不尽な場面があっても、そういうリーダーが守ってくれる。
そんな環境では自然と自分の力を発揮できて、「チームっていいな」と心から思えたのです。
この経験から、「組織が嫌いなのではなく、“合う組織”が限られているだけなんだ」と気づきました。
自分に合った環境をつくるという選択
ここまで書いてきて改めて思うのは、ぼくは“合わせる”よりも“創る”ほうが向いているということです。
誰かに決められたルールに従うより、自分でルールを考え、それに共感してくれる人と一緒に動く。
その方がずっと楽しく、やりがいを感じます。もちろん、組織の中で輝ける人もたくさんいます。
上司や仲間とうまく協力して成果を出せる人は本当に尊敬します。
でもぼくの場合は「組織に合わせること」よりも、「自分らしい環境を育てていくこと」に魅力を感じるんです。
おわりに
昔は「ぼくは組織に向いていない」とマイナスに考えていました。
でも今は、「ぼくには自由に動ける環境が向いている」と思えるようになりました。
同じ事実でも、視点を変えればポジティブに捉えられるものです。
人にはそれぞれ“合う場所”があります。
誰かが作った枠に無理して入るより、自分で枠を作ってしまえばいい。
そうすれば、働くことも生きることも、きっともっと楽しくなる。
ぼくはこれからも、そんな「自分に合ったやり方」を探し続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。