仕事は楽しくなくていい。おもしろくするという視点
はじめに
こんにちは、アニあつです。
今回のテーマは「仕事はおもしろくやりませんか?」という提案です。
「仕事は楽しいほうがいい」
「どうせやるなら楽しもう」
こうした声を、聞いたことがないですか?
仕事を楽しめない自分はダメなんじゃないか、向いていないんじゃないか。
そんなふうに感じている人は、決して少なくないと思います。
今日は、そんな人に向けてひとつ提案があります。
「仕事を楽しくやらなくていいけど、おもしろくやる。」
ぼくはこの考え方のほうが、現実的だと思っています。
仕事を「楽しい」と思えたことがない
正直に言うと、ぼくはこれまで仕事を「楽しい」と感じたことはほとんどありません。
「楽しむ」と聞くと、どうしても趣味のイメージが先に浮かんでしまいます。
好きなことをして、時間を忘れて没頭する。
その感覚を仕事に求めると、どうしても違和感がありました。
だから昔は「仕事を楽しめない自分はおかしいのかな」と思ったこともあります。
それでも仕事を続けられた理由
そんなぼくでも、仕事を続けられることがあります。
それはシンプル、「おもしろい」と感じる瞬間です。
何度も失敗して、反省して、うまくいかない時もありました。
でもある日突然、できなかったことができるようになる瞬間があります。
「こんな単純なことだったのか」
「なんで今までこんなに時間がかかったんだろう」
その瞬間だけは、少しだけ仕事が違って見えました。
楽しいわけではない。
でも、確実におもしろい。
「楽しい」と「おもしろい」はまったく別物
仕事において、この違いはかなり重要です。
- 楽しい → 気分・感情に左右される
- 面白い → 変化・成長・理解がある
楽しいかどうかは、その日の気分や環境に影響されます。
一方おもしろさは、自分の中の変化から生まれます。
- 昨日できなかったことができた。
- 作業時間が短くなった。
- 考え方が整理された。
これらは全て、仕事をおもしろくする要素です。
仕事をおもしろくする視点を持つ
仕事がつらいと感じている人ほど「楽しくない」「やりがいがない」という感情に目が向きがちです。
でもビジネスでは感情よりも、「何ができるようになったか」を見るほうが建設的です。
・どの作業が早くなったか
・どんな判断ができるようになったか
・同じ失敗を繰り返していないか
こうした視点を持つだけで、仕事は少しずつおもしろくなっていきます。
楽しめなくても、おもしろくできれば続けられる
仕事は、必ずしも楽しくなくていい。
やりがいを感じられなくてもいい。
でもおもしろくなってくると、不思議と続けられます。
続けられれば、スキルが積み上がる。
スキルが積み上がれば、成果がでる。
これは会社員でも、副業でも同じです。
具体例:仕事をおもしろくする工夫
ぼくが意識している方法は、次の3つです。
- やり方を少し変える
- 人付き合いを変える
- ゲーム性を持たせる
たとえばブログなら、すべて自分で書くのではなく、テーマだけ決めてAIに下書きを作ってもらいます。
ネタはあるけど、どう書けばいいか分からない時に効果的です。
人付き合いでは、あえて仕事が得意ではない人と話すことがあります。
理由は、「やってはいけないこと」を学べるからです。
たとえば注意散漫で仕事が遅い人がいた場合、
- 一点集中したほうが効率がいい
- 教える立場になった時、具体的に説明できる
この2つを学べます。
ゲーム性を持たせる方法としては、タイムアタックをすることがあります。
「いつもの作業を5分早く終わらせよう」と決め、成功したらOK、失敗したら原因を考える。
これを繰り返すと、成功と失敗の理由が見えてきて、おもしろくなります。
おわりに
今回は「仕事はおもしろくやりませんか?」というテーマで書いてきました。
まとめると、
- 仕事を楽しめなくてもいい
- 楽しむは外的要素
- おもしろいは内的要素
という考え方です。
「この仕事、どうしたらおもしろくなるだろう?」
そう考えられるようになった時、仕事はただの苦行ではなくなります。
楽しくなくてもいい。
でも、おもしろくやることはできる。
ぼくは、そう思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。