はじめに
こんにちは、アニあつです。
今回は「数をこなすことの大切さ」についてお話しします。
先日、ぼくはちょっとした実験として、2日間まったく作業をしない期間を作ってみました。
その結果が予想以上に大きな気づきにつながったので、この記事でまとめていきます。
結論から言うと、
- 2日休むだけで技術は驚くほど落ちる
- 始めたてのうちは、基本的に休まないほうがいい
ということです。
あくまでぼく個人の体験ですが、スキル習得について悩んでいる人には参考になると思います。
2日間なにもやらなかった結果
普段ぼくはゲーム実況の収録を続けています。
あるとき5日間連続で収録したあと、どうなるか知りたくて、実験的に2日間休んでみました。
「5日連続でやったのだから、技術は落ちないだろう」
そんな仮説を立てていたのですが、結果は真逆でした。
- 収録ボタンを押し忘れる
- 話が途中で止まる
- ゲーム操作もぎこちない
明らかに、感覚が鈍っていました。
この経験から強く感じたのは、とくに習慣が固まっていない段階では、なるべく毎日触れていたほうがいいということです。
休まないほうがいい真意
「休まないほうがいい」と聞くと、誤解されそうですが、もちろん 休息は大切 です。
疲れていたり、体調を崩してまでやる必要はありません。
ぼくが言いたいのは、
- 元気なら毎日少しでも触れたほうが、技術の落ちが防げる
- やらない期間が生まれるほど、再開時のリハビリが必要になる
という意味です。
実際、スタンフォード大学の研究でも「一定のリズムで学習や練習を行うと、集中力が高まりスキルが定着しやすい」という結果が出ています。
つまり、規則的な練習はスキルアップの最短ルートだと言えます。
数をやるために必要な4つのポイント
ただ闇雲に数をこなしても、効率よく成長できるわけではありません。
ぼくが意識しているのは次の4つです。
1. 目的を決める
何のために練習するのかを決めることで、自然と集中力が高まります。
2. 短い時間でも回数をこなす
長時間やるより「短くても毎日」が大切。
経験値を継続的に積むことで、感覚が落ちません。
3. フィードバックを行う
自分で振り返る、あるいは経験者に評価してもらうことで、改善点が明確になります。
4. 基礎・基本を重視する
間違った方法で数をこなしても伸びにくい。
正しいやり方を繰り返すことが一番の近道です。
これらは運転免許の取得プロセスに似ています。
学科と技能の練習 → 教官からの指導 → 基礎の徹底 → 試験という流れは、とても合理的なスキル習得の仕組みです。
数をやることのメリット
数をこなすことで得られるものは、本当に大きいです。
- 無意識にできるようになる
反復するほど動作や思考が定着し、自然と体が動くようになります。 - ミスが減る
正しい動きを何度も繰り返すことで、安定したパフォーマンスが身につきます。 - 上達スピードが加速する
脳がパターンを認識しやすくなり、習得が早くなります。 - 自信がつく
「これだけやった」という積み重ねが、何よりの自信になります。
一方で、デメリットもあります。
- 単調で飽きやすい
- 過剰にやるとオーバーワークになる
この2点は工夫で解決できます。
たとえば場所を変えるなど環境に変化をつけたり、疲れている日は短時間で終わらせたりして、無理のない続け方を工夫するのが大切です。
おわりに
今回は「数をこなすことの大切さ」について書いてきました。
まとめると、
・2日休むだけで技術は落ちる
・元気なら毎日少しでも続けたほうがいい
・数をこなすためには
- 目的を決める
- 短い時間でも回数をこなす
- フィードバックを受ける
- 基礎を重視する
・数をやると
- 無意識にできる
- ミスが減る
- 上達が早くなる
- 自信がつく
数をこなすのは正直きついです。
やり方を間違えると、単調でつまらなくなることもあります。
だからこそ、正しいやり方で数を積み重ねることが、スキル習得の最短ルートです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。